2024年5月26日(日)

晴れ。


日曜日だから保育園お休み。

俺は昼過ぎに家を出る予定だったので、

俺が家にいる間に朋奈ちゃんが仕事で出て、

昼帰って来て入れ替わるというスケジュール。


小さい子供がいて、

俺も朋奈ちゃんもカタギじゃねぇので、

家にいるだけなのに、

こういう分刻みのスケジュールになる。


どうしようもないときは、

実家でボスやのりちゃん。

それもありがたいお話である。


というわけで、

午前中は乎都と斗良と3人である。

その前にみんなより早く起きて、

俺のやるべきことを済ませて、

朝ごはん。


朋奈ちゃんも出たので、

食べ終わって公園へ。


気付いたら、

乎都と斗良が、

ゆうあちゃんと名乗る女の子と、

そのお父さんと2人で遊んでいた。


お父さんと2人だから、

この間は、嫁さんは、

家の仕事集中しているのかもしれないし、

ただ休んでるかもしれないし、

どちらにしても、

俺より若いのにいい親父だなーと少し遠くから眺めていた。


すると、


『朋奈ちゃんの旦那さん!?』


と声をかけられた。

振り返ると先週一緒に飲んだ、

千葉さんだった。


『あれ!?』


と言うと、


『朋奈ちゃんは?』


と言うので、


『いや、今、劇団の倉庫行ってて。』


と返すと、


『そうなんだ!いやーこうやって二日酔いでもちゃんとお散歩して、えらいですねー。』


と千葉さんは言った。


おい、千葉。


なんで俺、毎日二日酔いの設定なんだよ。千葉。


俺の何を知ってる。千葉。


俺、そんな顔パンパンだったか?千葉。

そんな訳ねぇ。

何故ならば、俺はこの2時間前には、

お散歩どころか、

ロードワークを済ませて、

汗かいて、シャワーも浴びて、

家を出てるからな。


とにかく、また飲もうぜ、千葉。


また明日なー。

「ある人間の日記」松野浩介

ロックンロールバンド THE だいじょぶズの唯一無二。 天下無敵のフロントマン、 松野浩介が綴る。 ある世界の、ある人間の、 ある男の、普通の日記。

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