2023年7月12日(水)

晴れ。


朝、帰ってきたが、

昼まで寝ると夜寝れないし、

昼を丸々失うので、

寝るのを少しだけにして、今日もなかなかの活動をした。



そして今日、完全に夏が来た。


俺の自転車の前方に、

制服を来た男子高校生が2名が歩いていた。


だんだんと二人の背中が近づいて来て、

俺が追い抜く瞬間に、

片方の男子高校生が、すごく上擦った声で、


『え!?お前セックスしたの!!!?』


と言った。


俺は笑っているが、笑顔というほどのものでもない、

自分では鏡で見たことがない顔をしているのが、

顔の筋肉でわかった。


自転車を避けていた風が、

そっといつもの顔に戻してくれて、

そのついでに、

夏が来たことをそっと告げてくれた。


俺は "おめでとう" と心の中で言ったけど、

比重がどちらにあったかは、

もう覚えていない。


また明日なー。

「ある人間の日記」

ロックンロールバンド THE だいじょぶズの唯一無二。 天下無敵のフロントマン、 マツノコウスケが綴る。 ある世界の、ある人間の、 ある男の、普通の日記。

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