2023年3月13日(月)

晴れのちにわか雨、のち晴れ。



俺はおにぎりを食べない日がほとんどない。


朝も朋奈ちゃんに頼めば、

握ってくれるし、

なければコンビニで買う。

でも本当は、

コンビニより『権兵衛』が好きだ。


全国的にそうなのか知らんが、

東京では駅とか駅近に、

たまにご褒美みたいに現れる

おにぎり屋さんだ。

ありゃあ美味ぇ。毎日食いてえ。

朋奈ちゃんのには負けるが、

相当な美味さだ。

それが少し前から、

下北沢の駅にも出来た。

これが嬉しい。

つくづく下北沢は俺の事が大好きである。

俺も愛してる。


そして、

おにぎりは歴史だ。

起源を調べると色んな説があるが、

現代のようなものは、平安時代。

しかし、

もっと辿れば、

弥生時代からそのようなものはあるらしい。

そんな昔の人たちも、

俺と同じように、

おにぎりを食べて、

"うっめーなぁー"とニッコリ笑っていたのかと思うと、

もっとニッコリになっていい気持ちだ。


タイムスリップしたとしても、

国内ならば、

おにぎりの話さえしてたら、

きっと自分のことを分かってくれると思う。

数少ない大切な共通項だ。

きっとおにぎりとセックスの話は、

どこでも伝わるはずだ。

しかし、

セックスの方は苦手な人もいるはずだから、

おにぎりはセックスに勝る。

おにぎりは色んな意味で生命線でもある。

時すら超越した生命線なのだ。


なにより、

俺はきっとその歴史の中でも一番美味いおにぎりを食べている。

米が違う。

昔の米とは比べ物にならないと思う。

そりゃあ水や土壌の良し悪しはあるかも知れないが、

農業は日々進歩している。

現代の米がいっちばん美味いに決まっている。

俺は誰よりも美味いおにぎりを今食っているのだ。

聖徳太子や源頼朝や織田信長や徳川家康や

岩倉具視や山下清を一同に介した、

会議があったとする。

その会議で、

『この世で一番美味いおにぎりを食べているのは誰だい?』

誰かが質問したとする。

全員がこう答えるだろう。

『そこに座っている、松野浩介という男だ。』

と。

俺はおにぎりチャンピオンだ。


その会議意味わからんけど、

きっとそうなるに違いない。


それを今日は4個食べた。


おにぎり4個食べた。



また明日なー。

「ある人間の日記」

ロックンロールバンド THE だいじょぶズの唯一無二。 天下無敵のフロントマン、 マツノコウスケが綴る。 ある世界の、ある人間の、 ある男の、普通の日記。

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