2025年2月5日(水)
晴れ。
『鬼はパパだよね?』
と二人が言ってきた。
先日の節分の日の夜。
俺は20:30ごろにその日の予定が全て終わった。
子供達は21時ごろに布団に入るから、
俺は車を飛ばして帰った。
しかし、節分の準備が何ひとつ出来ていなかったので、
ドン・キホーテに寄って、
鬼のお面と、こん棒を買って、
家に着いたのが、21:20くらいだった。
俺は、エレベーターの中で、
鬼のお面を付けて、こん棒のタグを外して、
玄関に入った。
リビングはもう間接照明だけの、
寝る前モードになっていて、
入って行ったら、
朋奈ちゃんがこっちを見るなり、
“もうええって”
みたいな顔をしていた。
一応、寝室を開けたら、
二人ともまだ起きていたので、
『わぁー!!鬼だぞぉー!!』
とちゃんと鬼のキャラクターで言った。
朋奈ちゃんがダルそうに、
『鬼が来たよー。』
と言った。
豆がなかったので、
鬼のお面のまま、
仕方なく朋奈ちゃんに
『豆は?』
と聞いた。
今度ははっきりと、
『もういいよー。』
と言いながらキッチンに取りに行き、
『ほら、豆撒きな!』
と言って、
斗良と乎都もなんかおざなりに、
『鬼はー外。』
って2回くらい撒いて、
『おやすみー。』
と寝室に戻って言った。
俺は一生懸命働いた。
早く帰れたら、そりゃあ良かったとは思う。
でも急いで帰って、
節分をしないと!
と思っていた。
が、それは俺の一人よがりだったようだ。
俺も別にやりたい訳ではない。
しかし、日本の悪くない風習ではある。
でもそんなにダルいならもうええじゃん。
俺はもう節分をやめた。引退だ。
それで、今日、
『パパは鬼だよね?』
と詰められた。
割り合わんなと思った。
なぜか朋奈ちゃんが、
『鬼はパパじゃないよ!』
と言っていた。
あんなに小さい時から、女優をやっていて、
鬼のお面の人に『豆は?』って言わせた女が、
どの口で言っているんだろうと思った。
また明日なー。
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