2024年3月20日(水)

晴れのちくもり。


本当は明後日だけれども、

大人のスケジュールの都合で、

今日は斗良の4歳のお誕生日会。

朋奈ちゃんの実家で、

じいちゃんばあちゃんと妹たちと一緒に。


斗良も4歳か。早いな本当に。

かわいいうちはあっと言う間などと言うが、

そんなことないと思う。

多分ずーっとかわいいはずだ。


みんなきっと生意気になって来て、

衝突も増えるのだろうから、

だんだん憎らしくもなるのだろう。


俺のウチでは、

誰かが俺より生意気になることはあり得ないし、

衝突もない。

俺が絶対だ。

衝突では俺は唸らない。

考えて考え抜いた末の、

情熱と道理の説明でしか、

俺は動かせない。


なので、

一生かわいいままか、

途中であいつらの方が俺を可愛いがり出すか、

俺が3人に捨てられるかのどれかしかない。


なんで君は生まれて来たんだと思う?斗良。


意味なんかねぇよ。

たまたまだ。

ゴキブリや野良猫と同じだ。

無論、俺もそうだ。


でも俺はその意味のないものの誕生に泣いた。

ガッツポーズをした。

産んでくれた朋奈ちゃんを良くやったと抱きしめた。


いつかお前も自分の命の意味のなさに気付くだろう。

お前がいくら嘆こうと、

その意味のない命に、

一喜一憂出来る俺と朋奈ちゃんが2人存在する事を忘れるな。


そしてお前は、

意味がない俺の命に、

繁殖という形で意味を付けた。

俺はお前以降の奴らのために生まれた、

ただの途中のヤツかも知れない。

と俺に思わせた。


だから生きろ。

その責任がある。

お誕生日おめでとう。


また明日なー。

「ある人間の日記」

ロックンロールバンド THE だいじょぶズの唯一無二。 天下無敵のフロントマン、 マツノコウスケが綴る。 ある世界の、ある人間の、 ある男の、普通の日記。

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