2024年2月23日(金・祝)

くもり時々雨。


祝日だが、

乎都は大人と、

舞台の観劇へ行った。


2人は大変だし、

斗良はやかましく、

まず舞台を安全に見ることが出来ない。

なので乎都はいろんな人に連れて行ってもらえることがある。


理由はわかるのだが、

俺は自分ではどうしてもそれが許せない。

俺なら興味のあるなしが自分で出てくるまでは、

2人とも連れて行かない。

どちらかかわいそうになった時点で優しさも平等も崩壊しているからだ。

他の人に強制しようとは思わない。

俺は出来ないというだけだ。

いい顔もしない。


とうわけで置いて行かれた斗良と2人で過ごした。

かわいそうなので、

2人で街へ出て、

子供の洋服屋があったので、

全身分買ってやった。


うん、なんかほぼ俺。

でも俺に似てる分には大丈夫。

服はなんでも似合う。


おもちゃの方が喜ぶのだろうが、

おもちゃではゆくゆくのコミュニケーション能力の足しにもならねぇ。

でもおしゃれは一目置かれる可能性がある。

極端な話、

ダサいやつより社会でいじめられる可能性が幾分か減るはずだということだ。

非常に大事である。


『なんか食いてえもんあるか?』


聞くと、


『にく!』


というので、

2人で焼肉屋へ行って死ぬほど食った。


終始楽しそうにしておったが、

“連れて行ってもらえなかった“

という記憶が少しでもなくなるといいな。

高くついたけどな。


また明日なー。

「ある人間の日記」

ロックンロールバンド THE だいじょぶズの唯一無二。 天下無敵のフロントマン、 マツノコウスケが綴る。 ある世界の、ある人間の、 ある男の、普通の日記。

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